石田えり

熊本県出身。1978年、『翼は心につけて』(堀川弘通監督)で映画デビュー。『遠雷』(81/根岸吉太郎監督)で日本アカデミー賞優秀主演女優賞と新人俳優賞を受賞。『華の乱』(88/深作欣司監督)、『飛ぶ夢をしばらく見ない』(90/須川栄三監督)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞はじめ数々の映画賞を受賞する。その他、『嵐が丘』(88/吉田喜重監督)、『AYA』(91 /スルーン・ホアス監督、オーストラリアAFI主演女優賞ノミネート)、『サッドヴァケイション』(07/青山真治監督)など話題作に数々出演する。世界的な写真家ヘルムート・ニュートンが撮影した写真集『罪―immorale―』(93)は大きな話題を呼んだ。2017年にはピーター・リンドバーグ撮影の写真集『56』を刊行。18年には、短編映画『CONTROL』で初監督。21年10月公開の『G.I.ジョー・漆黒のスネークアイズ』(ロベルト・シュヴェンケ監督)ではハリウッド映画デビューを果たしている。